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全国の水漏れ修理と水道管の老朽化問題

水漏れは、水道管の老朽化が原因？

水漏れはもしかしたら、水道管の老朽化問題が原因かもしれません
「水道管の老朽化」という言葉をご存知な方もいらっしゃるとおもいます。
もともと、水道管の寿命（法定耐用年数）は約40年と言われており、
高度経済成長期に整備された施設の更新が進まないため、 管路の経年化率(老朽化)は、ますます上昇するといわれています。

全ての水道管を更新するのに約130年かかると言われています。


（出典）厚生労働省 水道統計
なぜこんなにかかるのかに関しては、職員数がピーク時の76,084人（昭和55年）から比べて30％減の46,797人となっているから

（出典）地方公営企業決算状況調

水道管のインフラ整備が遅れていた理由

なぜここまで、水漏れの一つの要因である水道管のインフラ整備が遅れていた理由）に関しては、２つの原因があります。
ひとつめ、水道管が整備された時期と言われています。
水道管の多くは、日本の高度成長期（1955年～1973年の18年間）に整備されたので、単純に寿命は超えているものが、年々増え続けているのは歴然です。これが問題となっているので耳にした方もいるでしょう。
整備され家庭の蛇口を捻れば安全な水を利用することができます。

現在の水道普及率は全国では97.9％
水道普及率の推移

（出典）厚生労働省　水道普及率の推移

2006年～2008年度にかけては、法定耐用年数を超えた水道管の数は、2倍以上と言われています。
全国の水道管の老朽化が最も進んでいるのは、大阪府と言われていて、全体の4割以上の水道管が老朽化が進んだ水道管と言われています。
過去のニュースでも取り上げられてます。
詳細は→大阪府の水漏れなら

ふたつめ　予算の問題
更新が進まない１番の理由は、予算の確保が困難な状況にあることです。
予算が確保できない主な理由は、人口の減少と、水道管を更新する費用が十分に計上されてこなかったことが問題と言われています。
上記2点を踏まえ、厚生労働省は対策を発表しています。
新水道ビジョンの推進について 管路の老朽化の現状と課題

水道管老朽化による生活用水の影響は？

最近は飲料水に関しては、購入する方も多いと思われますが、
水道管老朽化が進行すると、水に赤サビが混ざってきます。
水は無色透明なので、その赤サビを見逃すことはないです。


赤サビの原因は、水道管内部が腐食して出来たものです。
（20年以上前の水道管は主に鉄でできていたため）

この赤サビ水を飲むと健康被害はあるのか？
結論を言うと、主成分は鉄なので問題ないです。
ただし、鉄過剰症になるおそれがあります。
鉄過剰症とは、必要以上に長期間取りすぎると起きる症状で
血液を作るのに必要でも、栄養成分の吸収や分配に関連する肝臓に負担がかかってしまうのです。

天井や壁からの水漏れ！水道管の老朽化が原因かも？
天井や壁から水漏れが発生した場合には、水道管の老朽化が原因となって、つなぎ目から水が漏れている可能性が考えられます。

急に水道管が劣化によって破損してしまった時でも、すぐに来てくれる修理業者がいるので、安心です。 老朽化が心配されるのであれば、事前にすぐに対応してくれそうな業者の連絡先などを調べておくと急なトラブル時でも慌てないで対処することができます。 業者の連絡先等はインターネットなどでも調べることが可能です。