ラジエータの水漏れを発見した際の対処方法

ラジエータは自動車など搭載されている水冷エンジンを冷却する重要な役割を担う機関で、安全な運行のためには無くてはならない存在です。万が一水漏れが発生したまま運用し続けると冷却が滞り、オーバーヒートによる損傷が発生する可能性があるため早めの修理を実施するのが大切です。

車のラジエーター

ラジエータの水漏れが発生したらすぐに修理を

ラジエータの水漏れが発生したら、安心安全を確保するためにもまずはプロの整備士による点検や修理を受けるのが最も効果的な方法です。 近くにディーラーや修理工場があればできるだけ早い段階で持ち込むのはもちろんのこと、周辺にそれらの店舗や工場が存在しなければ、ロードサービスなどを利用してレッカー車やキャリアカーで移動させることも検討します。 一度ラジエータの水漏れが発生し、そのまま放置すれば後は悪化の一途を辿るばかりで、その時点でかろうじてエンジンの冷却が行えていたとしても、いずれ冷却能力が急速に低下してエンジンが致命的な損傷を受けることにもなり兼ねません。 そうなれば移動が不可能となり結局ロードサービスを利用することになるだけではなく、修理費用も大きくなってしまうため適切な判断が大切です。

自身で簡単に行える水漏れの応急処置

ラジエータの水漏れが発生すればすぐにプロの整備士による修理を依頼するのがいちばんですが、近隣にディーラーや工場が存在しないケースや、ロードサービスを依頼するにも連絡先が分からないなど、さまざまな事情から修理の依頼が不可能となるケースがあります。 そんな時は、自身である程度までは応急措置を行うことが可能です。 カー用品を取り扱っているお店ではラジエータ用の水漏れ防止添加剤という商品が販売されており、万が一に備えて1本購入しておくと便利です。 この添加剤をラジエータのキャップを外して流し込めば水漏れ箇所に定着して一時的に水漏れを停止させることができます。 また、腕に自信のある方であれば本体やホースなどを交換する方法もありますが、やはり国家資格を持ったプロの整備士が在籍しているディーラーや工場に依頼するのがおすすめです。

ラジエータが水漏れを起こす要因

ラジエータの水漏れでよくある原因は、本体や水冷用の冷却水を循環させるためのウォーターポンプの損傷、ホースの接合部の緩みやホース自体の損傷があります。 よくありがちなのは走行中に石などが跳ねてラジエータに激突して損傷させるケースですが、ホースの場合は使用されている素材が熱や経年劣化によってもろくなり、ひびが入ったり穴が開いてしまうのが原因です。 多くのラジエータは自動車のフロント部分に設置されており、雨天で無いにも関わらず停車した際に前方に水溜りができていることがあれば危険信号です。 また、水漏れが発生した場合には冷却水の甘い匂いが漂うため、それらの兆候を感じたら最悪の事態に陥ってしまう前に早めの対処をすることが大切です。

ラジエータの水漏れを発見した際の対処方法まとめ

ラジエータの水漏れを発見した際の対処方法まとめ

ラジエータで水漏れが発生すれば、最初は軽微なもので正常に運行できたとしても、軽く考えてそのまま運行を続けていれば失われた冷却水は二度とポンプに戻ることなくひたすら減少していくばかりで、いずれ冷却能力が著しく低下してオーバーヒートなど深刻な事態を引き起こす要因にもなり兼ねません。 自身による応急処置や本格的な修理も不可能ではありませんが、安心安全で快適なドライブを楽しむためにはやはりディーラーや専門の工場で国家資格を持った整備士による検査や修理を早めのに利用するのがおすすめです。 万が一の事態に備えて、他に手段が無い場合でも対応できるようにキャップを外して注ぐだけでお手軽かつ早急にケアを行える水漏れ防止添加剤を1本、自動車のトランクやダッシュボードに常備しておきたいのはもちろんのこと、お出かけ先の周辺エリアに対応したディーラーや修理工場、ロードサービスなどの連絡先をチェックしておきたいところです。

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