![洗面台の水漏れの修理方法](https://water-syuriya.jp/wp-content/uploads/2018/07/senmendai.jpg)
洗面台はさまざまな素材を使用したいくつものパーツで構成されており、水漏れが発生した際には原因の特定が大きなポイントとなります。水漏れを放置するとさらに深刻な状態に陥る可能性があるだけではなく、衛生面でも問題となるため異常を感じたら早めに対処したいところです。
![洗面台](/wp-content/uploads/2018/07/senmendai.jpg)
洗面台の水の入り口となる給水管や蛇口の修理方法
給水管や蛇口のパッキンが劣化した場合は交換が必要ですが、ホームセンターなどで100円程度で販売されています。 修理を実施する前には元栓を閉じて水の噴出を防いでから接合部のネジをレンチを使って緩めて外します。 開放された管には古いパッキンがあるので、爪楊枝やドライバーなどを使って取り外し新品のパッキンをしっかりと押し込んでから接合部を元に戻して再びレンチでネジを締めます。 止水栓が劣化している場合は止水栓ごと交換が必要で、こちらもホームセンターなどで数百円で購入できます。 止水栓にはレンチでネジを開け閉めできるタイプや、ウォーターポンププライヤーなどの専門の工具が必要になるタイプもあり、必要な工具を所有していない場合や自身で施工できる確証が無い場合は専門の修理業者などに依頼することをおすすめします。
洗面台の水の出口となる排水管の修理方法
洗面台の内部にある排水管から水漏れが発生した場合には、接合部のナットの緩みやパッキンの劣化が考えられます。 ナットの緩みのみが原因である場合はレンチで増し締めすることで改善されるケースもあるため、まず最初に試してみたい方法ですが、それでも変化が無い場合はパッキンの劣化が原因であることがほとんどです。 元栓を閉じて完全に止水したのを確認してから接合部のナットをレンチで緩めて外してからパッキンを取り外します。 つづいて新品のパッキンに取り替えてから、パイプとパッキンを押し込むように奥まで挿入してからナットをレンチで締めます。 ここでの締め付けが緩いとまた水漏れが発生してしまうため、再度しっかりとナットを締めます。 最後に元栓を開いて水漏れが無いことを確認すれば作業は完了です。
洗面台で水漏れが発生する要因とは
洗面台で水漏れが発生する最も多い要因はやはりパッキンの劣化で、使用されているゴム素材は概ね5年から10年程度で寿命を迎え、ひび割れをはじめとする損傷が発生しやすくなります。 蛇口も手を洗ったり顔を洗ったりとご家族の人数が多いほど使用頻度が高くなり、他の水回りと比較して蛇口の付近にある止水栓が消耗しやすい傾向にあります。 昨今ではコストダウンやメンテナンスのしやすさを求めるコンセプトから、従来は金属であった部品が樹脂製に取って代わっているケースもあり、工業規格を満たし安全に利用する目的を十分果たせる強度は持っているものの、金属と比較すれば大きな差があります。 また、洗面台の下に収納がある場合には中に洗剤や石けんなどを詰めて締め切っていることが多く、奥にある配管をなかなかチェックすることが無いことも早期発見を遅らせて深刻な水漏れに至る要因となっています。
洗面台の水漏れの修理方法まとめ
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洗面台の水漏れは使用頻度にもよりますが、比較的湿度の高い状態が続くことから金属部品やゴム製のパッキンが大きな影響を受け、各種部品が劣化しやすい傾向にあります。 止水栓や配管のナットをレンチで開け閉めしてパッキンや止水栓の交換が必要となればホームセンターなどで数百円程度で購入可能なので個人で修理をすることは十分可能です。 その一方で、一部のパーツには一般家庭ではなかなか所持していないケースが多いウォーターポンププライヤーなどの特殊な工具が必要となる箇所もあり、自身で取り扱える確証が無い場合はプロの技術や工具を持った修理業者に依頼するのが無難です。 洗面台の下に収納がある場合には、中の物を取り出して奥にある配管をチェックするのは手間のかかることですが、深刻な水漏れが発生して大掛かりな施工が必要となる事態を未然に防ぐためにも、できれば手間を惜しまずに定期的に整理も兼ねて内部の様子を確認したいところです。